たくわのMTG備忘録ブログ

グルール一族に栄光あれ!!

さてさて、ここのところ妙に何かと忙しく、MTGのカードに触れぬ日々が続いておりました。

このままだと禁断症状で自分の名刺をシャカシャカし始めるんじゃないかと思うほどの状態で、ブログの更新もすっかり滞っておりましたが、久しぶりの実戦復帰はゲームデー!

本来なら色々な店舗を渡り歩き、土曜に2回、日曜に2回と4回フルコースで堪能したいところでしたが、これまた時間の都合で日曜の1回のみ。

運命再編導入後のスタンはあまりプレイ出来ていなかったので不安はありましたが、例によって脳内調整はバッチリでしたし、何でもいいからとにかくMTGさせろ!って感じ。

結果はもとより、とにかくMTGを楽しむことだけを考えて堪能してきました。




嘘です。メッチャ勝ちたかったです(笑)

ウギンのマットが欲しすぎて、目をギラギラさせてました(笑)




メインデッキ

クルフィックスの狩猟者 4
包囲サイ 4

思考囲い 4
胆汁病 3
骨読み 2
英雄の破滅 4
アブザンの魔除け 4
対立の終結 2
真面目な訪問者、ソリン 2
太陽の勇者、エルズペス 3
精霊龍、ウギン 1

森 2
平地 2
沼 1
吹きさらしの荒野 4
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ 1
ラノワールの荒原 3
コイロスの洞窟 2
疫病の神殿 4
静寂の神殿 4
砂草原の城塞 4


サイドボード

異端の輝き 3
胆汁病 1
骨読み 2
悲哀まみれ 4
完全なる終わり 1
世界を目覚めさせる者、ニッサ 2
リリアナ・ヴェス 1
頂点捕食者、ガラク 1




デッキはこんな感じ。

毎日の習慣になっているデッキリスト巡りの中で、ピンときたコントロール気味のアブザンをほぼ完コピしてみました。

「どうせ今はアブザンアグロやらボロスアグロばっかりなんやろ」っていうなんともほんわかした環境把握のもと、メインから無理なく『胆汁病』と『対立の終結』を積めるデッキがいいと思っておりました。

ネットでちょっとした解説記事も出ておりましたが、アブザンから『森の女人像』を外すというアイディアを思いついたどこぞの外人プレイヤー様は天才だと思います!!

現環境の2マナ域と言えば、アブザンの『羊毛鬣のライオン』と『ラクシャーサの与え』、ボロスやジェスカイの『道の探求者』。

これらの全てをブロックにいけない女人像は、ちょっと環境的に向かい風のように思います。


と、アイディアをもらった後にドヤ顔で後出しジャンケンしても仕方がないのですが、わかっていても「女人像を外す」という考えは浮かばないですよね。

アブザンと言えば、『森の女人像』『クルフィックスの狩猟者』『包囲サイ』の12枚は確定パーツのように捉えていましたし。


そんな素晴らしいレシピから手を加えた点は土地を27枚に増量したことくらいですかね。

女人像を抜いたからには、土地の増量は欠かせないと思います。

サラッと一人まわししただけでも、土地が伸びないで辛いことが多かったので、この決断に迷いはなかったです。

迷ったのは土地の代わりに抜くカードだったのですが、個人的に『黄金牙、タシグル』を上手く使う自信がなかったので、タシグルをアウトしました。

こいつ、強いんですかねえ。よくある「使ってみて初めて強さがわかる」系のカードなんでしょうか。


ともあれ、新デッキで気持ち一心!!

ウギンマットをいただきますっ!!




1回戦 ジェスカイトークン ◯◯

1Gは、こちらの狩猟者が『ジェスカイの魔除け』を連打されてライブラリートップに戻されまくる展開。

おかげさまで土地が4枚で止まって苦しい状況になり、相手のトークン軍団に押されたものの、なんとか5枚目の土地を引き込んでラスを打ち込んだ後はゲームを支配して勝ち。

「サイドボーディング」
OUT
思考囲い 2
骨読み 2
アブザンの魔除け 4
精霊龍、ウギン 1
IN
異端の輝き 3
胆汁病 1
悲哀まみれ 4
完全なる終わり 1


2Gは、こちらが包囲サイを連打。相手も『宝船の巡航』で手札を揃えるも、こちらのサイに火力2枚をつぎ込む苦しそうな感じ。

さらに『ジェスカイの隆盛』を連打した返しに、こちらも『異端の輝き』を連打。消耗戦に持ち込み、ペスを着地させて勝ち。



2回戦 青黒コン ×◯◯

1Gは、カウンターと除去でいなされた後、着地した相手の『漂う死、シルムガル』が止まらない。こちらのペスがただの置物と化してしまう。手札の英雄の破滅2枚と胆汁病を恨めしそうに見つめながら、そのまま押されて負け。

「サイドボーディング」
OUT
胆汁病 3
英雄の破滅 2
対立の終結 2
IN
骨読み 2
完全なる終わり 1
世界を目覚めさせる者、ニッサ 2
リリアナ・ヴェス 1
頂点捕食者、ガラク 1


2Gは、相手が2Tで覗いたこちらのハンドが、ニッサ、リリアナ、ペス、ガラクというPW大集合状態。相手が苦しそうな顔しながらニッサを捨てさせた後、着地したリリアナが相手のハンドをズタズタに。

またしてもシルムガルの着地を許したものの、こちらも2枚目のニッサを引き当てて押し切って勝ち。

「サイドボーディング」
OUT
英雄の破滅 1
IN
対立の終結 1


シルムガルにビビりすぎて、ラスを1枚戻す俺(笑)

いや、ほら、リリアナでサーチとか出来たら強いかなあって。

そんな3Gは、思考囲いでシルムガルを葬って、ラスなんか要りませんでしたみたいな状況になる。

しかし、そこから骨読みとアブザンの魔除けでドローを進めつつ、思考囲いを連打。青黒相手にペイライフなんか痛くも痒くもないもんねー!

その後、2Gと同じようにPWを連打。相手のカウンターよりこちらの攻勢が上回って勝ち。



3回戦 マルドゥミッドレンジ ×◯×

1Gは、こちらの土地が順調に伸びぬ間に、ゴブリントークンの群れに押されてしまい負け。

「サイドボーディング」
OUT
思考囲い 4
骨読み 2
IN
胆汁病 1
悲哀まみれ 4
完全なる終わり 1


2Gは、相手の展開がゆっくり気味なこともあってこちらのペースに。ペスを連打して、さらにソリンを追加してライフレースを一方的なものにして勝ち。

3Gも、1対1交換の繰り返しから消耗戦に持ち込む態勢なのだが、『前哨地の包囲』が相手にアドバンテージをもたらし続ける。相手のライフを6まで追い詰めたものの、そこから盛り返されて負け。


マルドゥ相手に囲いって抜いても大丈夫なんですかねー?
このあたりのサイドボーディングが怪しすぎます。

また、自分がマルドゥを使っていた時の経験上、アブザン相手には『軍属童の突発』を抜くような気がするので、『悲哀まみれ』をガン積みするのもどうなんですかねえ。

特にこちらが先攻の時は、『英雄の破滅』で間に合う場面が多いので、『悲哀まみれ』は入れなくてもいい気がしますね。



4回戦 ID

3回戦終了時点で3位。全勝の二人に次ぐ順位。

参加人数が少ないといいですね(笑)

懸命に握手を求めるこちらに対し、「でもなあーSEで先攻欲しいしなあ」とIDを迷う対戦相手。

そして、なんとジャンケンを提案してきました。

こちらが勝つかアイコならID、負ければガチという条件。

色々な方向から「負けろおおおおおお」という念が飛ぶ中、気合のチョキで勝利をもぎ取り、無事にID成立。



2-1-1の3位で、SEに進出。



SE1回戦 ジェスカイトークン ××

スイスドローの1回戦で当たった相手でした。ここで負けるのが僕らしいですねえ(泣)

1Gは、こちら先攻から土地2枚(そのうち占術土地1枚、緑マナも1枚)と狩猟者がある初手を迷ってマリガンした後、まったく同じような土地2枚ハンドを渡されてキープ。

見事に土地が詰まって負け。

「サイドボーディング」
OUT
思考囲い 2
骨読み 2
アブザンの魔除け 4
精霊龍、ウギン 1
IN
異端の輝き 3
胆汁病 1
悲哀まみれ 4
完全なる終わり 1


2Gは、相手もカウンターを投入してコントロール気味に変化しており、完全な長期戦モード。

となると、思考囲いとドローソースを全抜きしたこちらのサイドボーディングは完全に裏目ですね(泣)

こちらも、いかんせん除去はたくさんあるので簡単には主導権を譲らないものの、消耗戦になれば『ジェスカイの隆盛』によるルーターと『宝船の巡航』を擁する相手が有利。

こちらの頼みのペスは2枚ともカウンターされ、そのまま押し切られてしまい負け。




ということで、SE1没でした。

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負けた2試合は、どうしてもサイドボーディングに悔いが残りますね。

軽率に除去を積みすぎた結果、こちらの決まり手が薄くなったり、アドバンテージを稼ぐ手段を失ったりと、サイドボーディングを根本から間違えてしまいました。

「ただ単純に相手のデッキに刺さるカードを入れることがサイドボーディングではない。サイド後の勝ち方を想像して組み替えることがサイドボーディングだ」なーんて意味の金言をどこかで見かけたことがあるような気がします。


肝に銘じさせていただきますっ!!



しかし、デッキ自体には満足しております。

単純にパワーカードが散りばめられており、大きく苦手なデッキが環境に存在しないのも素敵。

忙しさにかまけているうちに、次の新セットの発売が来月に控えているみたいですし、現環境はあれこれと浮気することなく、このデッキと駆け抜けていきたいと思います。

さて、先週末は地元で立て続けにPPTQがあり、これは是が非でも参加したいと熱心にデッキリストを眺めたりしていたのですが、残念ながら予定が合わずに参加することが出来ませんでした。

大会を行う店舗が豊富な関東圏に比べ、こちらでは競技レベルの大会に参加するために遠征をすることもわりとザラ。

なので、地元で開催のPPTQ、しかもそれを2日連続で逸したのはなかなかにショックでした。

環境的にも、新環境が始まったばかりで、見方によっては一番楽しい時期でもありますからね。



そんなわけで、ブログのネタにも困ってしまい、頭を抱えていたのですが、ちょっと面白いテーマを見かけたので、僕なりの意見を書いてみたいと思います。



「コピーデッキは善か悪か」



MTGの面白さに飲めりこんでいく過程で、大きな大会などで勝つことを意識し始めるようになると、誰でも一度は意識する命題だと思います。


「コピーデッキを使うとかありえない!そんなのただのパクリじゃないか!自分でデッキを考える楽しみも放棄して、一体何をしているんだ!?君はそんなありふれたデッキで勝って楽しいのか?」



2015-02-02-18-15-54

(まーたお前か)



「はいはい。で、君のその『オリジナルデッキ』とやらは、今日の大会で勝てたのかい?なんだいそのデッキは。今の最大勢力であるAデッキにどうやって勝つんだい?その4枚入ってるBとかいう40円のカード、君は『大発見!』みたいに言ってるけど、2000円のCのカードのほうが汎用性があることに気づかないのかい?」



2015-02-02-18-15-07

(強いカードはやっぱり強い)




双方、やたら喧嘩腰なのがアレですね(苦笑)

ですが、ここまで極端な表現ではないにせよ、コピーデッキを使う方を皮肉たっぷりになじってるプレイヤーや、あるいはオリジナルデッキを頭ごなしに否定するプレイヤーに、僕自身も遭遇したことが何度となくあります。



このテーマに、明確な答えは絶対にないでしょう。

MTGに求めるもの。
それが勝利なのか、楽しさなのか、自己表現なのか、単なる時間潰しなのか。

そういった人による「価値観の違い」という一言に、最終的にはたどり着くはずです。



なので、今回の記事の中で「どちらの考えは間違ってる!!」なんてことを声高に叫ぶつもりはありません。

ですが、『コピーデッキの何が悪い!?』なんてタイトルにしたのは、競技レベルの大会で勝ちたいなあと思ったなら、「コピーデッキを使うことって本当に大切」と実感することが増えたからです。


もともと、僕もメタゲームの流行りに流されて高いカードを買い揃えるスタイルが好きだったわけではありません。むしろ嫌いでした。

まだ、ほんの1年前のこと。こんな記事を偉そうに書いてたことを考えると、なかなかな「アンチコピーデッキ派」だったように思います。


しかし、大きな大会にボチボチと参加するようになってからというもの、「より良いデッキを選ぶという行為そのものが競技の一つである」という考えに変わるようになり、今ではトップメタのデッキに手を伸ばすことに微塵の抵抗もなくなりました。お財布には厳しいものがありますが…(泣)


これだけインターネットが発達し、世界中で行われる大会で名だたるプレイヤーが使用したデッキの中身があっという間に拡散される現代において、あなたの(もちろん僕の)思いついたアイディアが超天才的なひらめきで、世界に革命を起こすものである確率が、一体どれだけあるでしょうか。

あなたが(もちろん僕が)考え抜いたアイディアは、きっと世界中のどこかで名前も知らない誰かも思いついたアイディアでしょう。

そして、それは名前も知らないどこかのお店の店舗大会あたりで試されたりもしたでしょう。MOのどこかでも、プレイされていることでしょう。

その結果、それがインターネットの海に乗って広まらなかった。ということは、あなたの(もちろん僕の)アイディアはそれだけのものだったってことです。

もし、それが革命的なアイディアだったとしたら、広まらないはずがありません。


みんなが知ってるような高価なカードには使われるだけの理由があるのと同様に、誰も知らないデッキ、誰も使わないカードには、使われないだけの理由があると思うのです。



これだけだと身も蓋もないような物言いになりましたが、コピーデッキを使うことのメリットは、強いベストのデッキを使えるということだけではありません。

広く使われているデッキを使って見る側の立場になることで、得られるものはたくさんあります。

「理想の初手から、理想の序盤の立ち回り」
「除去すべき厄介な生物」
「『思考囲い』で抜かれたら厳しいカード」


もし、あなたがそのコピーデッキを結果的に相棒に指名しなかったとしても、どうせ大会に行けば一度や二度は当たるであろう本命デッキなのです。そういった情報を体に染み込ませて損はありませんよ。

先ほど挙げた例も、相手にすることを考えてみれば、そっくりそのまま

「序盤にケアすべき動き」
何としても通すべき生物と除去の囮にすべき生物との判断
「ハンデスで抜くべきもの」


といった貴重な材料になるわけです。


実際、僕は前環境において、アブサンPWに対して、ちょっとした自信がありました。

デッキの相性なんかもあるのですが、『思考囲い』をキャストした時、『世界を目覚めさせる者、ニッサ』のような本命のパワーカードより、『クルフィックスの狩猟者』や『骨読み』といったアドバンテージ源を落とすほうが、相手がいずれ苦しくなるということに自信があったこともあります。


コピーデッキを使うことには、嬉しい副作用があるってことだと思います。



もちろん、未知の可能性に挑む先駆者達の情熱を鼻で笑うつもりはありません。

くどいようですが、勝利よりも楽しさを追求する価値観を否定するつもりもありません。


ただ、「プロツアーに出てみたい」とか「グランプリで入賞してみたい」とか、そんなことを目標に掲げ始めたのなら、「こだわり」がいつも助けになるとは限りません。それどころか、上達を阻害する一因にさえなります。

ハマった時だけ強いような自己満足の60枚を組み上げてしまう前に、『包囲サイ』やら、『太陽の勇者、エルズペス』やら、『クルフィックスの狩猟者』やらの採用について、そのカードパワーについて、もっと真剣に考えましょう。



ややもすれば、事あるごとに負け惜しみをこぼしてしまいそうになる自分への戒めも込めて、この記事を書きました。

『運命再編』の発売から数日が経ちました。

おととい昨日と店舗大会に参加し、グルールを使ってみて色々と思うところもあったので、今回はそのグルールのことを書こうと思っていたのですが、予定変更です。

いつもフリープレイに付き合ってくれるコントロール狂の友人が、面白いデッキを使って相手してくれたので、そちらを紹介したいと思います。



メインデッキ
思考囲い 3
軽蔑的な一撃 1
英雄の破滅 4
解消 4
完全なる終わり 2
城塞の包囲 3
宮殿の包囲 1
対立の終結 4
命運の核心 1
ジェイスの創意 2
時を越えた探索 3

悪夢の織り手、アショク 3
真面目な訪問者、ソリン 1
太陽の勇者、エルズペス 1
精霊龍、ウギン 1

島 3
平地 2
沼 2
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ 1
コイロスの洞窟 1
溢れかえる岸辺 3
汚染された三角州 2
静寂の神殿 4
欺瞞の神殿 4
啓蒙の神殿 4


サイドボード
ニクス毛の雄羊 3
オレスコスの王、ブリマーズ 2
軽蔑的な一撃 2
否認 2
悲哀まみれ 3
宮殿の包囲 1
命運の核心 1
太陽の勇者、エルズペス 1




由緒正しいエスパーコントロールです。

僕自身、この時の記事でも書いた通り、一度解決したエンチャントに触れないという点から青黒コンは厳しいと思っているのですが、友人は『完全なる終わり』や『太陽の勇者、エルズペス』のためだけではなく、さらに面白いアプローチから白を足しています。


リストの中で、異彩を放つこのカード。

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僕もこのカードは「TOP10」にもランクインさせるくらいには強いと思っていましたが、それはもっぱら「カン」のモードを評価してのことでした。

しかし、こいつのもう一つのモードである「龍」。これがなかなかいい仕事をします。


ただ、生物を1体タップするだけ。

決して目立った文章ではないのですが、全体除去と組み合わせることで、かなり強力な支配力を持ちます。

なにせ、包囲を貼られてしまうと1体による突破は封じられてしまうので、攻める側としてはさらなるクロックを展開せざるを得ません。

となればもちろん、『対立の終結』や『命運の核心』の格好の餌食となってしまいます。

さらに、それでもなお必死に再展開を試みても、全体除去で更地になったところに生物1匹出したところで、またしてもタップされてしまう…。

こうしたジレンマを相手に強いながら、こちらのPWをカウンター等を交えながら守っていくデッキになります。


相手が同型に近いコントロールだと城塞の包囲は大きな活躍をしにくい形になりますが、それでもエルズペスの兵士トークンを強化したり、龍のモードで『真珠湖の古きもの』を完封出来たりするので、あながち悪くはありません。



構成上、ミッドレンジ相手には非常に強いデッキだと思います。

メタ次第なところはありますが、青絡みのコントロールを考える上では一つの選択肢になるのではないでしょうか。


『真面目な訪問者、ソリン』など、少し採用に疑問符がつくカードが見受けられたので、それらを勝手に微調整してみると

メインデッキ
思考囲い 4
英雄の破滅 4
解消 4
完全なる終わり 2
城塞の包囲 3
対立の終結 4
命運の核心 1
ジェイスの創意 3
時を越えた探索 3

悪夢の織り手、アショク 3
太陽の勇者、エルズペス 2

島 3
平地 2
沼 2
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ 1
コイロスの洞窟 1
溢れかえる岸辺 3
汚染された三角州 3
静寂の神殿 4
欺瞞の神殿 4
啓蒙の神殿 4


サイドボード
ニクス毛の雄羊 3
黄金牙、タシグル 2
軽蔑的な一撃 2
否認 2
悲哀まみれ 3
宮殿の包囲 2
命運の核心 1



『真面目な訪問者、ソリン』は生物が少ないこのデッキだと、そのポテンシャルを最大限に生かせないので解雇。
同時に、包囲と相性が悪そうな『精霊龍、ウギン』も解雇。

そのかわりに土地を27枚まで増量した他、『胆汁病』のような軽量除去を採用してない分だけ序盤がもっさりするので、思考囲いを4枚にしました。



面白いデッキだと思うので、自分でも使う機会があれば実戦で使ってみたいですね。

昨日に引き続き、ジョニーのお店のスタンの大会に出場。

環境初期はお互いに慣れないカードを使ったり使われたりするので、とにかく数をこなしていきたいですね。

まだメタも固まってない状況ではありますが、新カードの挙動や対処の仕方については、実際にやってみないと気づけないことも多いです。



メインデッキ

エルフの神秘家 4
荒野の後継者 4
ゴブリンの熟練扇動者 4
龍爪のヤソヴァ 3
炎跡のフェニックス 3
大いなる狩りの巫師 4
灰雲のフェニックス 4

火口の爪 4
稲妻の一撃 4
歓楽者ゼナゴス 2

森 7
山 7
樹木茂る山麓 4
奔放の神殿 4
マナの合流点 2


サイドボード

マグマのしぶき 2
自然に帰れ 3
石弾の弾幕 2
孤状の稲妻 2
紅蓮の達人チャンドラ 2
龍語りのサルカン 2
世界を目覚めさせる者、ニッサ 2




メインボードは昨日から変更なし。

サイドボードに乱暴に4枚積みされていた石弾の弾幕を2枚減らし、役割が似ている孤状の稲妻に変更しました。



1回戦 アブザンミッドレンジ ◯××

1Gは、マナクリこそなかったものの、土地を並べるばかりの相手に対して扇動者と巫師で押し込んで勝ち。

「サイドボーディング」
OUT
龍爪のヤソヴァ 2
稲妻の一撃 4
IN
紅蓮の達人チャンドラ 2
龍語りのサルカン 2
世界を目覚めさせる者、ニッサ 2


2Gは、クルフィックスの狩猟者を複数枚出されてライフゲインをされ続ける苦しい展開。こちらも扇動者と巫師で突破を図ったものの、エルズペスを連打されて負け。

相手が何気なく出したクルフィックスの狩猟者やアナフェンザに対処しにくいのがこのカラーリングのウィークポイントですよね。
除去を火力に頼っているので、この手の生物が本当に厳しい。

3Gは、荒野の後継者から熟練扇動者とつないだ返しに『悲哀まみれ』を喰らう。
それでも手札に3枚の巫師を抱え、毎ターン4点クロックで対応を迫り続ければ勝てそうな状況。
しかし、土地が3枚で止まり続けて相手が包囲サイで安全圏に逃げて負け。


「土地さえ出せていれば…」というのはMTGにつきものなわけですが、やっぱり悔しいですね。

しかし、「出せれば勝てるのに」と思いながら、改めて『大いなる狩りの巫師』の強さを実感しました。

速攻はやっぱりエライ。



2回戦 青白英雄 ◯×◯

1Gは、相手の生物が6/6まで成長して頭を抱えていたが、フルタップになってくれた隙に火口の爪で除去。さらにコンバットミスにつけこんでライフを詰めた後にさらに火口の爪で押し込んで勝ち。

「サイドボーディング」
OUT
龍爪のヤソヴァ 2
炎跡のフェニックス 3
歓楽者ゼナゴス 2
IN
マグマのしぶき 2
自然に帰れ 3
孤状の稲妻 2


2Gは、相手の『恩寵の重装歩兵』に『タッサの試練』が2枚付いて4枚ドローされて6/7になって今度こそ頭を抱える。
こちらも扇動者がゴブリンを量産して殴り合いの状況に持っていくも、最後は『液態化』でブロック出来なくなって負け。

3Gは、こちらが先攻からエルフ2体と巫師で殴り続けて押し込んで勝ち。


グルールにとって、青白英雄は絶望的なマッチアップですね。

除去が火力しかないので、単純にサイズアップされるだけでも厳しいのに、プロテクションでかわされるのはあまりにも…。

正直なところ、今回は相手の方のミスにかなり助けられました。

前環境で当たり前のように使っていた『はじける破滅』が本当に恋しくなりました。



3回戦 マルドゥミッドレンジ ◯◯

1Gは、こちらがゼナゴスを2枚固め引き。相手も必死に除去をあわせたり、『マルドゥの急襲指揮者』の疾駆能力でアドを稼いだりして粘ったものの、こちらの攻勢が上回って押し込んで勝ち。

「サイドボーディング」
OUT
ゴブリンの熟練扇動者 4
龍爪のヤソヴァ 3
IN
マグマのしぶき 1
紅蓮の達人チャンドラ 2
龍語りのサルカン 2
世界を目覚めさせる者、ニッサ 2


2Gは、相手の強襲指揮者に除去をあわせた後、サルカンで押し込む形。相手もサルカンや『嵐の憤怒、コラガン』を引き込んで消耗戦になるものの、こちらがゼナゴスやチャンドラといったPWでアドを稼ぎ、押し込んで勝ち。



ということで、2-1でした。



デッキとしては、やはり生物が強い反面、除去が弱いですね。

一度相手に主導権を渡してしまうと取り返すことが難しく、ゲームの最初から駆け抜けていかないといけない感じです。ちょっと攻勢が前のめりすぎるのかもしれません。


熟練扇動者はもちろんのこと、大いなる狩りの巫師は本当にマスト除去なので、相手に対応を迫り続ける展開になるといいですね。

2015-01-23-21-48-30


こいつ、ホントメッチャ強いです。

今日は一度だけドロー能力を使うこともありましたが、あくまでもそんなものはオマケ。

普通に4/2速攻と強化能力だけで採用できるカードなので、シングルシンボルなことも活かして、もっと多色なデッキで採用しても良さそうですね。

例えばマルドゥとかでも、ドロー能力と全く色が噛み合ってなくても、全然強いと思います。


こんな記事を書いたことは頭の中からすっかり消し去って、しばらくはこいつを軸にデッキを考えていきたいですね。

ついに待ちに待った『運命再編』の発売日がやって来ました!

本日よりスタンダードは新環境に入ります。

どんなデッキやカードが活躍するのかはまだまだ未知数なところですが、『運命再編』は各色に強いクリーチャーが多いですし、環境に与える影響も大きいのではないでしょうか。


というわけで、一発目のスタンの大会!!張り切って行ってきますっ!


メインデッキ

エルフの神秘家 4
荒野の後継者 4
ゴブリンの熟練扇動者 4
龍爪のヤソヴァ 3
炎跡のフェニックス 3
大いなる狩りの巫師 4

灰雲のフェニックス 4

火口の爪 4
稲妻の一撃 4
歓楽者ゼナゴス 2

森 7
山 7
樹木茂る山麓 4
奔放の神殿 4
マナの合流点 2


サイドボード

マグマのしぶき 2
自然に帰れ 3
石弾の弾幕 4
紅蓮の達人チャンドラ 2
龍語りのサルカン 2
世界を目覚めさせる者、ニッサ 2




前回の記事は一体何だったのか(苦笑)

緑単信心も回してて楽しいデッキではあったのですが、除去がポルクラノスだけというのはさすがに厳しすぎました

『僧院の導師』といい『大いなる狩りの巫師』といい『粗暴な軍族長』といい、各色に「生かしておいたら負け」という生物が増えたため、相手に触れないデッキは本当に厳しくなったように思います。

生物の質が上がっていくことは面白さもある反面、全ての試合を「◯◯を除去できなかったから負けた」というような大味な展開にしてしまいがちかもしれませんね。


ということで、今回は大好きなグルールに原点回帰!

マナクリはエルフのみに絞り、序盤から強い生物を叩きつける構成にしました。

エースはこいつ!

2015-01-23-21-48-30




あーーーん?だからこんな記事を書いたことも忘れましたってば!(苦笑)


わりとディスってしまってますね。あー消し去りたいこんな記事


とりあえず、場に放り込んで接死持ちとか飛行持ちの生物で殴りこんでれば勝てちゃう凄いやつ。

自分自身も殴れるような場を作れてるならもう宇宙。


他にも新顔として『炎跡のフェニックス』や『龍爪のヤソヴァ』といった軽めで強力なクリーチャーを採用。

2マナのマナクリも抜いたので、『嵐の息吹のドラゴン』を大胆に解雇

早いうちからとにかくクロックを刻んで押し込む形に持っていきたいですね。



え?『神々の憤怒』?
知らない子ですね…



1回戦 白黒ミッドレンジ ◯◯

1Gは、相手が土地2枚ストップのところをヤソヴァと灰雲のフェニックスで押し込んで勝ち。

「サイドボーディング」
変更なし


2Gも、こちらが灰雲のフェニックス、炎跡のフェニックス、そして巫師と気持ちよく並べて、それらが全く除去されずに勝ち。


相手の方は最近マジックリーグからmtgに復帰した方だったようで、スタンに関してはまだ初心者という感じでしたね。

ちょっと容赦ない感じになってしまいました。



2回戦 ジェスカイトークン ◯◯

1Gは、相手がダブルマリガン。

『道の探求者』に除去を合わせたところで後続が出てこず、押し切って勝ち。

「サイドボーディング」
OUT
炎跡のフェニックス 3
大いなる狩りの巫師 3
歓楽者ゼナゴス 2
IN
マグマのしぶき 2
石弾の弾幕 4
紅蓮の達人、チャンドラ 2


2Gは、相手が2連続タップイン土地の間にこちらが『荒野の後継者』で先行する展開。ヤソヴァと巫師は除去されたものの、チャンドラが着地すると生き残り、『軍族童の突発』には弾幕を合わせて勝ち。


相手の事故にも助けられましたが、2Gでは凡ミスをやらかしました

こちらがヤソヴァの起動型能力で相手の『ゴブリンの扇動者』をいただきまーす。


相手「ヤソヴァの起動型能力も戦闘開始時に起動するものですし、もう扇動者からトークンが出るタイミングは終わってますよー」

俺「え?…………あーー………おう」


こういうショボいミスは実戦で回数を重ねていきながら減らしていきたいですね。


また、注目の『僧院の導師』ですが、2ゲーム目に登場したものの、大きな活躍はせず。

相手の方も「マナを余らせて出さないといけないのがツライ。これなら扇動者のほうがいい」というような発言をされていました。

そのポテンシャルをフルに生かすなら、デッキを組む段階から気をつけないといけないのかもしれませんね。



3回戦 アブザンミッドレンジ ◯×◯

1Gは、こちら先手から1Tエルフ、2Tラブル、3Tゼナゴスというドブンで勝ち。


その昔、高桑祥広という日本選手権ファイナリストの偉い人は言いました。

「ドブンがあるデッキは強い」


「サイドボーディング」
OUT
龍爪のヤソヴァ 2
稲妻の一撃 4
IN
紅蓮の達人、チャンドラ 2
龍語りのサルカン 2
世界を目覚めさせる者、ニッサ 2


2Gは、相手の4T、5Tの『包囲サイ』連打がツライ。1匹は火口の爪で処理したものの、押し切られて負け。

3Gは、チャンドラ、ニッサ、サルカン、土地4枚というバグった初手をキープ。

早い段階でゼナゴスもトップし、投入したPWが全部揃い踏み。チャンドラこそ『英雄の破滅』を喰らったものの、PW連打して相手を受けにまわし続けて押し切って勝ち。



ということで、幸先よく3-0出来ました!



まだたった3戦ですし、今日は運の部分にも助けられたので、新カードの雑感と言っても難しい感じですが、とりあえず相手からしたら除去しないといけない生物が増えたので、引いた生物をひたすら叩きつけるだけの簡単デッキでとっても素敵です。

特に『大いなる狩りの巫師』は生き残ったら勝ちですね。

この記事でディスったように、ドロー能力は基本的にデッキの方向性と全く噛み合っていないので使うことはないのですが、それより上の行に書いてあることが普通に強すぎました。


ごめんなさい。こいつ強いです。1000枚買いましょう(笑)



青を足したティムールにはティムールの良さがあるとは思いますが、色事故やタップインによるテンポロスが増えることも考えると、グルールのほうがしっくりくると思います。

サイドボードなんかはまだメチャクチャですが、しばらくはグルールを使い続けたいと思います。

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